先日、YDNの仕組み化セミナーで、ネット広告を運用するときに失敗しないための考え方について、お話をしたところ、非常にウケがよかったので、メルマガ読者の方にもシェアをします。

まず、ネット広告はマス広告に比べて、取得できるデータ量が非常に多くなっています。

  • 広告表示回数
  • クリック数
  • クリック率
  • クリック単価
  • 平均掲載順位
  • 獲得件数
  • 獲得単価
  • 獲得率

といったデータ以外にも、PC、タブレット、スマートフォンといったデバイス別のデータなどもすぐに手に入れることができます。

これだけたくさんのデータを一個人が簡単に手に入れることができるようになったことは、ネット広告のおかげです。

しかし、たくさんのデータを手に入れることができた反面、そのデータをどのように活かせばいいかわからないという方が増えています。

見ることができるデータが増えることで、分析する時間も増えました。しかし、分析をしているだけでは、売上を生み出すことはできません。

売上を生み出すのは、分析した結果をもとに次の行動を起こした結果、売上が上がりますので、分析は、あくまで次の行動の成功率を上げるためのものです。

では、データ量が多いネット広告と付き合っていくことが正解なのでしょうか?

答えは、見るべきポイントを絞ることです。

ネット広告の重要指標は「クリック単価」と「成約率」

たくさんのデータがあるから迷います。ですが、これからもデータ量は増えますし、さらに見れるデータ項目は増えていきます。だったら、データを見る側が、見るデータを絞るしかありません。

提供されるすべてのデータをみるのでなく、常に追いかけるデータを決めて、必要に応じて細かいデータを見ていくというやり方が一番効率がよくなります。

では、ネット広告の世界で重要な指標はなにかといいますと、私は

  1. クリック単価
  2. 成約率

の2つです。

広告表示回数やクリック率、平均掲載順位なども大事な要素ですが、コストという概念から考えれば、集客するための単価が安いに越したことはありません。

また、安く集客できたのであれば、成約率を高めることで、1件あたりの獲得単価を下げることができます。

最近は、成約率を上げるためのテストが大事ということをよくいわれますが、そもそもテストをするためにもアクセスが必要になりますし、アクセスを集めるためにはお金がかかりますので、安いクリック単価で集めるということは重要になります。

安い単価で集客をして、成約率を上げるためのテストをやる。

安い単価で集めるためには、ネット広告の場合、品質スコアやクリック品質とよばれるものを上げる必要があるので、クリック率の項目を上げるというように、クリック単価と成約率をはじめにみて、そこから派生して必要なデータをみるという流れが、非常にラクですし、時間の短縮につながります。